2013年 03月 09日
芝会議「地域コミュニティ部会」主催の講演会 |
更新日:2013年3月8日http://www.city.minato.tokyo.jp/shibamachitan/shiba/koho/shibakaigi/komyunithi/chiikikominiti-kouennkai.html
講演会「江戸しぐさと芝しぐさ」の参加者を募集します!
内容
区民参画組織である芝会議「地域コミュニティ部会」主催の講演会「江戸しぐさと芝しぐさ」を開催します。地域コミュニティ部会が考えた「芝しぐさ」が、遂に本格デビューです!
本格デビューを記念して、「芝しぐさ」の手本となった「江戸しぐさ」の第一人者であるNPO法人「江戸しぐさ」の越川禮子先生をお招きします。
「傘かしげ」や「こぶし腰浮かせ」など、江戸の商人たちが自然と身につけていた良好な人間関係づくりの知恵「江戸しぐさ」を学んで、芝地区らしい「芝しぐさ」を一緒に考えてみませんか。越川先生の講演終了後に、簡単なワークショップを実施し「芝しぐさ」を身に付けるためにはどんな行動をすれば良いか参加者の皆でワイワイと考えます。皆で思いやりのしぐさを身に付け、より気持ち良く過ごせる芝地区を目指しましょう。
お子さんからご高齢の方まで、どなたでもご参加いただけます。ご参加いただいた方には、記念品として「芝しぐさ」手ぬぐいを差し上げます。皆様のご参加を心よりお待ちしています!
対象 港区在住・在勤・在学者
とき 平成25年3月24日(日曜日)14時から16時まで
場所 神明いきいきプラザ(港区浜松町1-6-7プラザ神明4階集会室A・B)
参加費 無料
定員 120名(申込順)
講師 越川禮子(NPO法人江戸しぐさ名誉会長)
講演内容 「江戸しぐさと芝しぐさ」
申し込み 電話で3月19日(火曜日)までに協働推進課協働推進係(午前8時30分から午後5時まで受け付け)へ
その他 越川先生の講演の後、地域コミュニティ部会員による簡単なワークショップを予定しています。
お子さんからご高齢の方までどなたでもご参加いただけますので、是非ご参加ください。
担当課 芝地区総合支所協働推進課協働推進係
お申し込み
芝地区総合支所協働推進課協働推進係
電話番号:03-3578-3124
芝しぐさとは
地域コミュニティ部会では、江戸時代に口承されたお互いが心地よく暮らすためのマナー「江戸しぐさ」を参考に、「芝しぐさ」を作成しました。「芝しぐさ」には、地域の皆さんへのアンケート結果なども参考に、芝地区らしい、地域で守りたい6つのしぐさが考案されました。
はじめに
江戸時代の子育て法に、「3歳までに素直な心、6歳までに節度ある振る舞い、9歳までに恥ずかしくない言葉遣い、12歳までにきちんとした文章を書け、15歳までに物の道理を教えられると、一人前」※とあります。江戸しぐさは、みんなが仲良く、心地よく暮らすために代々、口承されたマナーです。あなたの日常生活でひとつ試してはどうでしょう。
※「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」
1.はじめあいさつ;幸福は、滅多にないビックチャンスではなく、いつでもあるような、小さな日常の積み重ねから生まれる。
●おはようございますに、笑顔を忘れず。
●いただきます、ごちそう様の感謝しぐさ(会釈まなざし)
●すいません、失礼の反省しぐさ
●目引き、鼻引き、合点のしぐさ
●会釈まなざし;新客は先客に礼をいって腰をかける。
「江戸小噺」
隠居:熊さん、商売が繁盛しているようだな。
魚熊:お蔭様で。不思議でね。お客様が次々に表れて。
隠居:不思議でもなんでもない。熊さんが笑顔でおはようございます、ありがとうと声が響くとまるで恵比寿様が鯛をもってきたようだ。
魚熊:へぇー。そうですか。
隠居:恵比寿も大黒様でも挨拶しない家には舞い込めねぇ。
魚熊:へぇ・・良いこと聞いた。
2.子育てくばり;目上には謙虚、同僚には礼儀正しく、目下に優しく振舞う。これはみんなが心地よく生きるための「社会生活のルール」である。
●ゆずり合う気持ちや心くばりが「くせ」になる。
●だれにも真心もって生活するのは大切です。
「江戸小噺」
徳三郎:聞いたかよぉ、伊勢屋の孝行息子の話。
八五郎:年寄りの話はよく聞くは、仲間にも礼儀正しい、第一、女・子供へのやさしさなんざぁないよ、町内の鏡だ。
徳三郎:俺らにああゆうのが友達にいたらな。
八五郎:オイ、止めとくれ。そしたら毎日、お前と喧嘩ができなくなる。
3.きまずさぼかし;他人に楽しみを与える者は、喜びを受け取ることになる。
●人は口先でなく、目で判断されます。
●年長者の言うことには、とにかく素直に従ってみよう。
●自分が知らないことは知っている人の意見に従うことが大事。
●自分のことだけ、かっとしたのが恥ずかしい。自分も悪かったなあ。
4.道行きながれ;注意力の欠乏は、無知にまさる害を及ぼす。
●七三あるき
●傘かしげ、肩引き、こぶし腰浮かせ
●お先にどうぞ、席ゆずり
張り紙、看板、戸締め言葉(しかし・でも・だって)は野暮、素直が粋よ。
5.ポイ捨て考;どんな愚かな者でも、他人の短所を指摘できる。そしてたいていの愚かな者が、それをやりたがる。
●一度だけが癖になり
●手間と気配りで人磨き;朝飯前
●おつとめしぐさ・・・気が付いたら灰皿へ
●俺だけといったところで
「江戸小噺」
親方:年端のゆかない子じゃねぇ。鉋くずの中で一服したら、どうなるかわかるだろう。
弟子:どうもすいません。
親方:さっさと消せ。感の悪いのは、いい職人になれねぇぞ。
弟子:ところで、親方さっきから足元から煙が出ているのですが・・。
6.煙人相:事実よりも考え方が重要である。考え方よりも行動が重要である。行動こそが最良の結果を生み出す。
●相手が吸わないなら、灰皿がないなら、江戸の常識。
●よろしいでしょうかのひと声が
●念入りしぐさ
「江戸小噺」
隠居:筋道にゴミがたまっていると聞いたが、
熊五郎:へぇ。兎に角、そこら中に。誰かって、わかりぁシノゴはいわせねぇで、片付けさせるだがねぇ。
隠居:分からねぇか。ゴミは一人でに来て、一人で出て行くかのか。
熊五郎:そりゃ無理ですよ。
隠居:道がきれいでなきゃ、客も舞い込まねぇ。朝飯前だろう。
熊五郎:はい、すぐに片付けます。
お問い合わせ
.所属課室:芝地区総合支所協働推進課協働推進係
電話番号:03-3578-3124
講演会「江戸しぐさと芝しぐさ」の参加者を募集します!
内容
区民参画組織である芝会議「地域コミュニティ部会」主催の講演会「江戸しぐさと芝しぐさ」を開催します。地域コミュニティ部会が考えた「芝しぐさ」が、遂に本格デビューです!
本格デビューを記念して、「芝しぐさ」の手本となった「江戸しぐさ」の第一人者であるNPO法人「江戸しぐさ」の越川禮子先生をお招きします。
「傘かしげ」や「こぶし腰浮かせ」など、江戸の商人たちが自然と身につけていた良好な人間関係づくりの知恵「江戸しぐさ」を学んで、芝地区らしい「芝しぐさ」を一緒に考えてみませんか。越川先生の講演終了後に、簡単なワークショップを実施し「芝しぐさ」を身に付けるためにはどんな行動をすれば良いか参加者の皆でワイワイと考えます。皆で思いやりのしぐさを身に付け、より気持ち良く過ごせる芝地区を目指しましょう。
お子さんからご高齢の方まで、どなたでもご参加いただけます。ご参加いただいた方には、記念品として「芝しぐさ」手ぬぐいを差し上げます。皆様のご参加を心よりお待ちしています!
対象 港区在住・在勤・在学者
とき 平成25年3月24日(日曜日)14時から16時まで
場所 神明いきいきプラザ(港区浜松町1-6-7プラザ神明4階集会室A・B)
参加費 無料
定員 120名(申込順)
講師 越川禮子(NPO法人江戸しぐさ名誉会長)
講演内容 「江戸しぐさと芝しぐさ」
申し込み 電話で3月19日(火曜日)までに協働推進課協働推進係(午前8時30分から午後5時まで受け付け)へ
その他 越川先生の講演の後、地域コミュニティ部会員による簡単なワークショップを予定しています。
お子さんからご高齢の方までどなたでもご参加いただけますので、是非ご参加ください。
担当課 芝地区総合支所協働推進課協働推進係
お申し込み
芝地区総合支所協働推進課協働推進係
電話番号:03-3578-3124
芝しぐさとは
地域コミュニティ部会では、江戸時代に口承されたお互いが心地よく暮らすためのマナー「江戸しぐさ」を参考に、「芝しぐさ」を作成しました。「芝しぐさ」には、地域の皆さんへのアンケート結果なども参考に、芝地区らしい、地域で守りたい6つのしぐさが考案されました。
はじめに
江戸時代の子育て法に、「3歳までに素直な心、6歳までに節度ある振る舞い、9歳までに恥ずかしくない言葉遣い、12歳までにきちんとした文章を書け、15歳までに物の道理を教えられると、一人前」※とあります。江戸しぐさは、みんなが仲良く、心地よく暮らすために代々、口承されたマナーです。あなたの日常生活でひとつ試してはどうでしょう。
※「三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で末決まる」
1.はじめあいさつ;幸福は、滅多にないビックチャンスではなく、いつでもあるような、小さな日常の積み重ねから生まれる。
●おはようございますに、笑顔を忘れず。
●いただきます、ごちそう様の感謝しぐさ(会釈まなざし)
●すいません、失礼の反省しぐさ
●目引き、鼻引き、合点のしぐさ
●会釈まなざし;新客は先客に礼をいって腰をかける。
「江戸小噺」
隠居:熊さん、商売が繁盛しているようだな。
魚熊:お蔭様で。不思議でね。お客様が次々に表れて。
隠居:不思議でもなんでもない。熊さんが笑顔でおはようございます、ありがとうと声が響くとまるで恵比寿様が鯛をもってきたようだ。
魚熊:へぇー。そうですか。
隠居:恵比寿も大黒様でも挨拶しない家には舞い込めねぇ。
魚熊:へぇ・・良いこと聞いた。
2.子育てくばり;目上には謙虚、同僚には礼儀正しく、目下に優しく振舞う。これはみんなが心地よく生きるための「社会生活のルール」である。
●ゆずり合う気持ちや心くばりが「くせ」になる。
●だれにも真心もって生活するのは大切です。
「江戸小噺」
徳三郎:聞いたかよぉ、伊勢屋の孝行息子の話。
八五郎:年寄りの話はよく聞くは、仲間にも礼儀正しい、第一、女・子供へのやさしさなんざぁないよ、町内の鏡だ。
徳三郎:俺らにああゆうのが友達にいたらな。
八五郎:オイ、止めとくれ。そしたら毎日、お前と喧嘩ができなくなる。
3.きまずさぼかし;他人に楽しみを与える者は、喜びを受け取ることになる。
●人は口先でなく、目で判断されます。
●年長者の言うことには、とにかく素直に従ってみよう。
●自分が知らないことは知っている人の意見に従うことが大事。
●自分のことだけ、かっとしたのが恥ずかしい。自分も悪かったなあ。
4.道行きながれ;注意力の欠乏は、無知にまさる害を及ぼす。
●七三あるき
●傘かしげ、肩引き、こぶし腰浮かせ
●お先にどうぞ、席ゆずり
張り紙、看板、戸締め言葉(しかし・でも・だって)は野暮、素直が粋よ。
5.ポイ捨て考;どんな愚かな者でも、他人の短所を指摘できる。そしてたいていの愚かな者が、それをやりたがる。
●一度だけが癖になり
●手間と気配りで人磨き;朝飯前
●おつとめしぐさ・・・気が付いたら灰皿へ
●俺だけといったところで
「江戸小噺」
親方:年端のゆかない子じゃねぇ。鉋くずの中で一服したら、どうなるかわかるだろう。
弟子:どうもすいません。
親方:さっさと消せ。感の悪いのは、いい職人になれねぇぞ。
弟子:ところで、親方さっきから足元から煙が出ているのですが・・。
6.煙人相:事実よりも考え方が重要である。考え方よりも行動が重要である。行動こそが最良の結果を生み出す。
●相手が吸わないなら、灰皿がないなら、江戸の常識。
●よろしいでしょうかのひと声が
●念入りしぐさ
「江戸小噺」
隠居:筋道にゴミがたまっていると聞いたが、
熊五郎:へぇ。兎に角、そこら中に。誰かって、わかりぁシノゴはいわせねぇで、片付けさせるだがねぇ。
隠居:分からねぇか。ゴミは一人でに来て、一人で出て行くかのか。
熊五郎:そりゃ無理ですよ。
隠居:道がきれいでなきゃ、客も舞い込まねぇ。朝飯前だろう。
熊五郎:はい、すぐに片付けます。
お問い合わせ
.所属課室:芝地区総合支所協働推進課協働推進係
電話番号:03-3578-3124
by 7rennge
| 2013-03-09 08:57